ドイツの列車

ICE

Rheingold

InterCity

CityNightLine

LHAE

Metropolitan

TEE RA

編成表


"Rheingold" コブレンツ中央駅 1982年5月 (Photo by Makopy)

 1977年にラインゴルトの象徴であったドームカーが廃止され、代わりにバー車が連結されるようになった。しかし、バー車が連結されていた期間は短かったようで、1982年の時点ではバー車は連結されていない。
 1979年にはドイツ全土のInterCityネットワークが大幅に見直された。200km/h運転区間が大幅に拡大された(ハンブルク―ハノーファー、ハンブルク―ブレーメン、ニュールンベルク―アウグスブルク―ミュンヘン)のに伴いスピードアップが行われ、また全列車に2等車が連結された。この2等車連結の新しいInterCityは大好評で、以降は多くのTEEがInterCityに格下げされた。これによって、全車1等車で構成されるラインゴルトは花形列車としての地位が相対的に上がった。
 この時期のラインゴルトは基本的にはフーク・フォン・ホランド/アムステルダムとジュネーブの間を運転されており、フーク・フォン・ホランド発着の車両とアムステルダム発着の車両はユトレヒト中央駅で連解結された。また、一部の客車はバーゼルSBBで他の急行列車に連結され、ミラノ中央駅やクールに直通した。
 1977年以降も運転区間・時刻には大きな変化はなかった。ただし、1979年夏ダイヤではジュネーブ発のTEE6列車のユトレヒト―フーク・フォン・ホランド間が運休になり、1980年夏ダイヤではTEE6/7ともベルン発着となった。また、1982年夏ダイヤ以降はジュネーブ直通が中止され、バーゼルSBB発着となった。
 なお、客車が200km/h対応となったのに特にスピードアップされなかったのは、ラインゴルトの走行区間では200km/hできる区間がなかったため、と考えられる。


"Rheingold" デュッセルドルフ近郊 1983年3月 (Photo by Makopy)



(資料提供:makopyさん)
ラインゴルト時刻表(1981年冬)

TEE 6 (Genève --> Amsterdam / Hoek.v.Holland)
TEE 7 (Amsterdam / Hoek.v.Holland --> Genève)
arr. dep. Station arr. dep.
- 0710 Hoek van Holland 2231 -
0727 0729 Rotterdam West 2214 2216
0807 0822 Utrecht CS 2125 2134
- 0749 Amsterdam CS 2156 -
0820 0822 Utrecht CS 2125 2128
0851 0901 Arherm 2050 2052
0921 0933 Emmerich 2020 2031
1008 1009 Duisburg Hbf 1944 1945
1022 1023 Düsseldorf Hbf 1931 1932
1046 1049 Köln Hbf 1905 1907
1108 1109 Bonn 1843 1844
1142 1143 Koblenz Hbf 1811 1812
1233 1235 Mainz Hbf 1719 1721
1317 1319 Mannheim Hbf 1635 1637
1349 1350 Karlsruhe Hbf 1605 1607
1404 1405 Baden-Baden 1547 1548
1452 1453 Freiburg (Breisgau) 1501 1502
1530 1532 Basel (Bad Bf) 1425 1427
1537 1552 Basel SBB 1408 1420
1658 1700 Bern 1300 1302
1805 1807 Lausanne 1154 1156
1840 - Genève - 1121


ラインゴルト時刻表(1982年夏)

TEE 6 (Basel SBB --> Amsterdam / Hoek.v.Holland)
TEE 7 (Amsterdam / Hoek.v.Holland --> Basel SBB)
arr. dep. Station arr. dep.
- 0749 Amsterdam CS 1957 -
081 0821 Utrecht CS 1925 1928
0858 0901 Arherm 1850 1852
0921 0934 Emmerich 1818 1829
1009 1010 Duisburg Hbf 1743 1744
1022 1023 Düsseldorf Hbf 1729 1731
1046 1049 Köln Hbf 1703 1706
1107 1108 Bonn 1641 1642
1140 1142 Koblenz Hbf 1609 1610
1232 1234 Mainz Hbf 1517 1519
1315 1317 Mannheim Hbf 1435 1437
1346 1347 Karlsruhe Hbf 1405 1407
1401 1402 Baden-Baden 1349 1350
1448 1449 Freiburg (Breisgau) 1303 1304
1525 1527 Basel (Bad Bf) 1227 1229
1532 - Basel SBB - 1222



1983年4月 デュッセルドルフ中央駅 (Photo by Makopy)


 1962年以来、ラインゴルトの象徴といえば2階式ドームカー(ADüm)であった。しかし1977年に最高速度が200km/hに引き上げられ、その際に160km/hまでしか対応していないドームカーは廃止された。代わりに連結されたのがバー車(ARDmz)である。バー車は車両の半分が軽食・飲み物をサービスするバー、半分が1等コンパートメントとなっている。バー車もラインゴルトに連結されていた時代は短く、82年の時点では連結されていない。
 1等コンパートメント車やオープン客車・食堂車などは蛇行動を防ぐヨーダンパーが追加されるなど、200km/h対応に改造された。また、車体裾部の塗装は黒であったが、赤に変更された。


編成

(1981年冬)

(Emmerich
-Basel)
(Emmerich
-Basel)
(Emmerich
-Basel)
(Emmerich
-Chur)
(Amsterdam
-Chur)
(Amsterdam
-Genève)
(H.v.Holland
-Genève)
(H.v.Holland
-Genève)
(H.v.Holland
-Genève)
(H.v.Holland
-Milano C)
(Hannover
-Milano C)



(1982年夏)

(Emmerich
-Basel)
(Emmerich
-Basel)
(Emmerich
-Basel)
Amsterdam
-Basel)
(Amsterdam
-Basel)
(Amsterdam
-Basel)
(Amsterdam
-Basel)
(Amsterdam
-Chur)
(Amsterdam
-Brig)



1等オープン客車
1等コンパートメント客車
食堂車
バー車


ラインゴルトの編成図です。クリックすると、
大きなサイズで見ることが出来ます。


 この時期のラインゴルトの牽引は、ドイツ国内では103形、オランダ国内ではNS1100形、スイス国内ではSBBのRe4/4がそれぞれ担当した。


103形


編成

 ラインゴルト到着の案内放送と到着音が聞けます。雑音は多いですが、雰囲気は十分伝わってきます。(提供:makopyさん)

構内放送〜入構放送


By Hisayuki Kyo (ny8h-ky@asahi-net.or.jp)
Last Update: 2.6.1999